ヒルトン・ホテルズ&リゾーツは2021年3月、アメックスと提携し、ヒルトンアメックスカードの発行を開始しました。
このページでは、ヒルトンアメックスカード(プレミアムカード含む)の特典やポイントのため方・使い方、メリット・デメリット、お得な入会方法などを解説します。
“SPGアメックス推し”の私ですが、ヒルトンアメックスの入会キャンペーンが魅力的であったのと、朝食無料特典に惹かれ、入会しました。
▽ヒルトンアメックスのご紹介はこちら
こちらのフォーム(マイル部)から、ご連絡いただければ、すぐに紹介用のURLを記載したメールをお届けします。
この記事の目次
ヒルトンアメックス・プレミアムカードの概要・比較
ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックスプレミアム | |
年会費 | 16,500円 | 66,000円 |
家族カード | 1枚無料 2枚目から6,600円 | 3枚まで無料 4枚目から13,200円 |
還元P | 100円=2ポイント ヒルトン利用3P | 100円=3ポイント ヒルトン利用7P |
ステータス | ゴールド | ゴールド ※年200万利用でダイヤモンド |
継続特典 | 年150万利用でウィークエンド無料宿泊特典 | ウィークエンド無料宿泊特典 ※年300万利用でもう1泊分追加 |
マイル部からの 紹介特典 | 最大18,000ポイント獲得可能 | 最大44,000ポイント |
①ヒルトンアメックス(正式名称:ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード、)、 ②ヒルトンアメックスプレミアム(正式名称:ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード) の2つのカードがあります。
ヒルトンアメックス(年会費16,500円)は、ヒルトン・オナーズのゴールド会員になることができ、カードを年150万円以上利用&カード更新でウィークエンド無料宿泊特典が貰え、ヒルトン・プレミアム・クラブジャパンが初年度1万円で利用できる特典があります。
ヒルトンアメックスプレミアム(年会費66,000円)は、ヒルトン・オナーズのゴールド会員、カード更新時にウィークエンド無料宿泊特典、ヒルトン・プレミアム・クラブジャパンが初年度無料の特典があります。さらに、カードを年200万円利用するとヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員になることができ、年300万円以上利用するとウィークエンド無料宿泊特典がもう1泊分貰えます。
【マイル部からの紹介特典】ヒルトン アメックスカード
入会後3ヶ月以内に30万円以上利用で18,000ポイント獲得可能
ポイントボーナス内訳・・・
- ①入会後3ヶ月以内に30万円のカード利用で12,000ボーナスポイント
- ②通常利用ポイント6,000ポイント
②ヒルトン アメックス プレミアムカード
入会後3ヶ月以内に30万円以上利用で44,000ポイント獲得可能
ボーナス内訳・・・
- ①入会後3ヶ月以内に30万円のカード利用で35,000ボーナスポイント
- ②通常利用ポイント9,000ポイント
▽ヒルトンアメックスのご紹介はこちら▽
こちらのフォーム(マイル部)から、ご連絡いただければ、すぐに紹介用のURLを記載したメールをお届けします。
どんな人にオススメか?
結論から先にお伝えしますと、、、
ヒルトンアメックスまたはヒルトンアメックスプレミアムを保有していれば、公式サイトから素泊まりで予約しても朝食無料&空室状況により部屋のアップグレードの特典を受けることができます。
ヒルトンアメックスは、ヒルトン系ホテルに年に複数回宿泊し、年150万円以上のカード決済をする方にオススメです。カード更新時に、無料宿泊特典が貰えるからです。
ヒルトンアメックスプレミアムは、ヒルトン系ホテルに年に複数回宿泊し、年200〜300万円以上のカード決済をする方にオススメです。ダイヤモンド会員資格が与えられ、300万以上利用で無料宿泊特典が貰えるからです。
上記に当てはまらない人にはオススメできません。
私は「SPGアメックスカード」をメインのカードとして使用していますが、SPGアメックスはカードの保有だけでは朝食無料特典が付かないの対し、ヒルトンアメックスはゴールド会員特典により朝食が無料になります。この朝食特典だけでも、2名で3泊くらいすれば年会費の元が取れるので、カードを作る価値がありますね。
それではもう少し詳しくみていきましょう。
ヒルトングループの基本
ヒルトングループは、世界18ブランド・6,000以上のホテルを展開しています。世界第2位の巨大ホテルグループです。(1位はマリオット、3位はIHG。2022年1月時点)世界中の主要都市にヒルトンブランドのホテルはあります。
日本には「ヒルトン・コンラッド・ダブルツリー」のブランドを中心に20施設あります。また国内で建設中・開業発表のヒルトングループのホテルがいくつかあり、今後も次第に増えていく見通しです。(※2021年1月時点)
ヒルトン・オナーズ会員特典の基本
ヒルトンの会員制度を「ヒルトン・オナーズ」と言います。宿泊実績等に応じて、会員ランクが「メンバー⇒シルバー⇒ゴールド⇒ダイヤモンド」とステップアップしていきます。
ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員特典
ヒルトンアメックスを保有しているだけで、「ゴールド会員資格」が与えられます。通常であれば、年に40泊または20滞在で得られるステータスです。
ヒルトンアメックスプレミアムは、年に200万円以上カードを利用すると、最上級の「ダイヤモンド会員」になることができます。利用額を達成してから3ヶ月以内に付与され、達成年の翌年12月までがダイヤモンドの資格対象です。
クレジットカード利用だけで、最上級会員になれるカードは稀なので、カード決済が多いヒルトン派の方に人気があります。
①ゴールド会員の主な特典は、、、
- 朝食無料(同室2名まで)
- レイト・チェックアウト
- 部屋のアップグレード(エグゼクティブルームまで)
- 宿泊ボーナスポイント+80%
②ダイヤモンド会員の主な特典は、、、
- 朝食無料(同室2名まで)
- レイト・チェックアウト
- 部屋のアップグレード(スイートルームを含む)
- エグゼクティブラウンジの利用(対象外ホテルあり)
- 宿泊ボーナスポイント+100%
- 48時間客室保証
- 年60泊達成時に他会員にゴールド会員資格・年100泊達成時に他会員にダイヤモンド会員資格を進呈可
レイトチェックアウトは、空室状況にもよりますが1時間程度なら認められることが多いです。宿泊ボーナスポイントについては、宿泊の際に部屋付けにした料金について、通常1ドルあたり10ポイントのところ、ゴールドなら+80%の18ポイント、ダイヤモンドなら+100%の20ポイントが貯まります。
ゴールドとダイヤモンドの大きな違いは、スイートルームを含むアップグレードとエグゼクティブラウンジが利用できることです。
空き状況によりますが、スイートルームを含むアップグレードの可能性があり、エグゼクティブラウンジがあるホテルは利用できるので、優雅なホテルタイムを過ごすことができます。(※ゴールドの方もエグゼクティブルームへアップグレードされた場合はラウンジを利用できます。)
ヒルトン アメックスカードのメイン特典
ウィークエンド無料宿泊特典とは
ウィークエンド無料宿泊特典は、ウィークエンド限定(金・土・日曜)で、ヒルトン・オナーズに加盟するホテルのスタンダードルームに無料で宿泊できます。有効期限は発行日から1年間です。
高級ホテルはもちろん、週末であれば繁忙期(GW、年末年始)も利用できるので、とても価値の高いものです。
ヒルトン・プレミアム・クラブジャパンとは
ヒルトン・プレミアム・クラブジャパンは、日本と韓国の約20のホテルで、宿泊やレストランの割引などの特典を受けることができる会員サービスです。
通常の年会費は25,000円ですが、ゴールド会員は初年度10,000円、ダイヤモンド会員は初年度無料で加入することができます。
シンプルステイ価格から25%引の専用料金を予約することができ、レストランは宿泊時は20%OFF、その他は10%OFFとなります。また年に1度10,000円分(宿泊・レストランに利用できる5,000円割引券☓2枚)のチケットを貰えるので、ゴールド会員の方も初年度年会費が実質無料になります。
ヒルトン・オナーズポイント制度について
ヒルトン・オナーズポイントの価値について
ヒルトンポイントは使い方によって、大きく価値が異なります。
詳しくは後述しますが、”1ポイント=0.5円相当”を1つの目安にしておくと良いでしょう。
アメックスのポイント還元率
…100円=2ポイント、ヒルトン利用100円=3ポイント
…100円=3ポイント、ヒルトン利用100円=7ポイント
一般加盟店での通常利用では、100円利用につき、2ポイントまたは3ポイントが貯まります。(一部還元率が異なる場合があります)
ヒルトン・ポートフォリオ内のホテルやリゾートでカードを利用すると、通常よりも多くのポイントが付与されます。
1ポイント=0.5円と過程した場合、ヒルトンアメックスは1%(ヒルトン利用は1.5%)、ヒルトンアメックスプレミアムは1.5%(ヒルトン利用は3.5%)が実質の還元率です。
ヒルトン・オナーズポイントは無料宿泊特典に交換できる
ポイントは無料宿泊やマイルなど様々な特典や体験と交換することができるのですが、マイル等への交換は、還元率が悪いため、おすすめしません。
ポイントでの無料宿泊も、スタンダード・プレミアム・スイートルームへの宿泊が可能ですが、一番還元率が良いのは「スタンダードルームの無料宿泊特典」です。
特典除外日がなく、空室があれば予約可能です。必要ポイントについては、空室状況により変動します。
「ポイントは使い方によって大きく価値が異なります」と先にお伝えしましたが、宿泊料金が高騰する時期(週末や大型連休など)は、ポイントの価値が高まる傾向にあります。
上の画像の日を例にあげると、「ROKU KYOTO」へ宿泊する場合、現金で宿泊すると128,250円ですが、ポイントで無料宿泊特典を利用すると、95,000ポイントで済みます。(1ポイントの価値=1.35円相当)
「ヒルトン大阪」は現金で宿泊すると31,721円ですが、ポイントで無料宿泊特典を利用すると、58,000ポイント必要です。(1ポイント=0.55円)
このように利用するホテル・宿泊日等により、ポイントの価値が大きく変わるのです。私の場合は、1ポイント=0.5円以下の価値になるような場合は、ポイントを利用しないようにしています。
※宿泊料金・必要ポイントは変動します
ヒルトン・オナーズポイントの効率よく貯める方法
ヒルトンをよく利用される方は、普段の決済やヒルトンを利用する際にヒルトンアメックスを使って決済すれば良いでしょう。
私の場合は、別のカードをメインカードに使っていますので、ヒルトンアメックスは限られたシーンでしか利用することはありません。しかしながら、ホテルが高騰している場合などに現金よりもポイントを利用したほうがお得になるため、常に一定数のポイントを保有するようにしています。
そこで、次の2つの方法を使って、ポイントを最低限保持するようにしています。
クレジットカード入会特典で貯める
…最大18,000ポイント獲得可能
…最大440,000ポイント獲得可能
ヒルトンアメックスの入会特典で、年会費を凌駕する宿泊特典やポイントを獲得することができます。
ただし、一定のカード利用が必要です。獲得条件をクリアできる方は申し込む価値があるでしょう。
ヒルトン・オナーズポイントが購入できる
ヒルトンポイントは1,000ポイント=10ドルで販売しており、年間80,000ポイントまで購入することができます。為替により購入金額も変わってきますが、115円(※2022年1月の平均レート)と換算した場合、1ポイント=1.15円ですね。
通常価格での購入は、ポイントがちょっと足りないときやポイントの有効期限を延長したいときに有効な手段ですが、お得に購入できるセール期間があります。
2022年2月9日まで、一定額以上購入した場合に、+100%分をボーナスしてくれます。例えば、50,000ポイント=500ドルで購入した場合、50,000ポイントがボーナスとなり、100,000ポイントを得ることができます。この場合の単価は、1ポイント=0.575円です。
ポイントの購入分は、カード入会キャンペーンのボーナスポイント獲得条件である利用額にもカウントされます。
※ヒルトン・オナーズ新規会員は、入会後90日経過後(または宿泊実績orポイント加算後30日経過後)から購入できます。
ヒルトン アメックスの充実したカード特典と補償
ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックスプレミアム |
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アメックスの手厚いカード特典と補償があります。細かい特典は省きますが、私がよく利用する特典と補償は次の通りです。
空港ラウンジ無料・・・国内外29の空港のラウンジを利用できます。アメックスなら同伴者も1名無料です。
手荷物宅配無料サービス・・・空港から帰国時に自宅等へ荷物を無料で送ることができます。
最高1億円の海外旅行保険・・・ケガや病気、携行品まで海外旅行保険が付帯しています。(利用付帯)
航空便遅延費用補償・・・飛行機の欠航や大幅に遅延した場合の損害について補償されます。
ショッピング・プロテクション・・・アメックスで購入した商品が、90日以内に破損や盗難などの被害にあった場合に損害が補償されます。
ヒルトン アメックスのデメリットは年会費
ヒルトンアメックスのデメリットは、”年会費以上の価値を生み出せるかどうか”にかかっていると思います。
- ヒルトンを年に複数回宿泊する方
- 入会ボーナスポイントの利用条件をクリアできる方 かつ aまたはbの方
- a :年150万円以上のカード決済をする方はヒルトンアメックス
- b :年300万円以上のカード決済をする方はヒルトンアメックスプレミアム
私は友人にヒルトンアメックスについて相談される際、上記の項目を確認します。1年に1回でも高級ホテルに泊まるのであれば、無料宿泊券の特典だけで元が取れるからです。
またヒルトングループのホテルが好きな方は、ヒルトンアメックスプレミアムで年200万円以上を利用すればダイヤモンド会員を得ることができるので、ステータス獲得目的で保有するのも良いでしょう。
また初年度については、「紹介キャンペーン特典」が年会費を凌駕する豪華な内容のため、特典目当てに入会しても良いでしょう。
マイルも同時に貯めたい方やクレジットカードをあまり使う予定のない方など、上記に当てはまらない場合は、違うクレジットカードを検討すると良いでしょう。ヒルトンにこだわりがない場合、マリオット系のSPGアメックスカードを検討してみる価値はあります。
まとめ|マイル部よりアメックス紹介特典
これまでお伝えしたヒルトン アメックスの魅力をまとめますと、
- ヒルトンのゴールド会員特典付与(朝食無料・客室アップグレードほか)
- 年150万円利用でカード更新時に無料宿泊券が貰える
- カード更新時に無料宿泊券が貰える(プレミアム)
- 年200万円利用でダイヤモンド会員に(プレミアム)
- 年300万円利用でカード更新時に無料宿泊券1泊追加(プレミアム)
- ヒルトン・プレミアム・クラブジャパンの初年度年会費優待
- アメックスのカード特典(無料手荷物宅配、空港ラウンジ利用、海外旅行保険、各種補償ほか)
- ポイントは活用次第で現金よりも有利になる場合がある
- 入会時にマイル部からの紹介特典でボーナスポイントが貰える
私は普段はマリオットグループに泊まることが多いのですが、旅行先にマリオットのホテルがない場合や立地が悪い場合は、ヒルトンに宿泊することがあります。
ヒルトンアメックスは無料宿泊特典と、朝食無料特典目的です。ヒルトンは定期的にセールをしており、セール価格で予約しての朝食無料はとてもお得感があります。また無料宿泊特典は5〜10万円くらいの価値があると思っているので、年会費以上の価値があると思っています。
宿泊料金が高騰しているときのヘッジとして、ポイントも10万ポイントくらいを常時保有するようにしています。
マイル部からの紹介特典
☆ヒルトンアメックス☆
3ヶ月以内に30万円以上利用で18,000ポイント獲得可能
(公式サイトよりお得!)
ボーナス内訳・・・
- ①入会後3ヶ月以内に30万円のカード利用で18,000ボーナスポイント
- ②通常利用ポイント6,000ポイント
☆☆ヒルトンアメックスプレミアム☆☆
3ヶ月以内に30万円以上利用で44,000ポイント獲得可能
(公式サイトよりお得!)
ボーナス内訳・・・
- ①入会後3ヶ月以内に30万円のカード利用で35,000ボーナスポイント
- ②通常利用ポイント9,000ポイント
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こちらのフォーム(マイル部)から、ご連絡いただければ、すぐに紹介用のURLを記載したメールをお届けします。