2017年8月から簡単に観光用ビザがとれるようになり、極東ロシア・ウラジオストクへ気軽に行けるようになりました。2020年2月にANA・VISAが新規就航し、ますます人気が出そうです。
普段、旅行記はあまり書かないのですが、ウラジオストクの情報はまだまだ少ないので、電子ビザの申請や空港からのアクセス、SIMカード、観光スポットやスケジュール、お勧めのレストランやホテルなどの情報をシェアしたいと思います。※1ルーブル=2円で計算しています
この記事の目次
ウラジオストク基本情報
ウラジオストクのベストシーズン
札幌や東京から飛行機で2〜3時間飛べば、もうそこはヨーロッパ。日本から一番近いヨーロッパとして人気が出てきています。
ウラジオストクは、北海道札幌と緯度もそれほど変わらない場所に位置します。
11月〜3月はロシアのイメージ通り極寒で、5月中頃から暖かくなり始め、10月中頃から気温が下がり冬へと向かいます。
したがって、気候的には6月〜8月がベストシーズン、旅行をするなら5月〜10月がお勧めです。
夏は30度前後まで気温が上がるので、ウラジオストクで海水浴も楽しめますが、寒暖差が激しいので長袖を持っておくと安心です。
ウラジオストクの治安
私たちが旅行したときは、夜も女性が一人で歩いていましたし、治安が悪いといった印象は全くありませんでした。
とはいえ、ロシアに限ったことではありませんが、夜間の外出や人気のない路地を歩いたり、高価な服飾を身に着けて観光するといった行動は極力避け、スリ対策もしていたほうが無難です。
ウラジオストクの電子ビザ申請
ウラジオストクへ旅行をするにはビザの申請が必要ですが、簡単に申請することができます。
①渡航目的が観光・ビジネス・スポーツ・文化・学術交流である
②発行日から30日以内かつ滞在期間が8日以内である
③ウラジオストク空港かクネブニチ空港から出入国する
という条件を満たしていれば、ビザを申請することができます。
インターネットでこちらから申請ができます。
※訪れたい地域を問われますが、ウラジオストクの場合「Primorsky Krai(沿海地方)」を選択します。
ビザ申請費用は無料で、申請できるのは入国予定日の4日〜20日前の間です。それ以外の期間は申請ができません。
通常2〜4日でビザ申請が許可されますが、余裕をもって1〜2週間前には申請をしておきましょう。
ビザが取れたら印刷して持参します。
ウラジオストク空港へ着いたら
ウラジオストクのSIMカード
ウラジオストクに入国したら、ATMでルーブルをキャッシングして、SIMカードを購入しました。
3日間滞在することを店員に伝えたら、一番低いプランを勧められました。
一番低いといっても、1ヶ月有効、12GB使えて400ルーブル(=800円)でした。
スマホを英語の表示にして渡したら、SIMの設定まで全部スタッフさんがやってくれました。
速度は速くはありませんが、地図表示やSNSなどは問題ありませんでした。
ウラジオストク空港で白タク勧誘に注意
ATMでお金をおろしているときから、タクシーの客引きがしつこかったです。
タクシーは専用カウンターがあるので、そこで配車を頼むようにしましょう。
ウラジオストク空港・市内へのアクセス
<タクシー>
空港メインロビーにあるタクシーカウンターで、行き先を告げるだけでOKです。グーグルマップで表示するか、住所や地図を予めキャプチャや印刷しておくと良いでしょう。
空港から市内までは1,500ルーブル(=3,000円)なので、2名以上なら積極的に利用したいですね。
料金を支払うと、タクシーのナンバーを書いたチケットをくれますので、表で待っているタクシーを見つけて、チケットを提示し乗車します。
場所にもよりますが、空港から市内への所要時間は約1時間程度です。
<バス>
ウラジオストク空港と市内は107番のバスで結ばれています。
料金は片道200ルーブル、手荷物1つあたり100ルーブルです。(300ルーブル=600円)
バスの時刻表は空港ホームページの「Br. Владивосток- автобус 107」欄に記載されています。
投稿時点では、朝6:50〜夜20時まで運行しています。
<鉄道>
空港列車のアエロエクスプレスは、ウラジオストク空港とウラジオストク駅を約55分で結びます。
ただし、本数が少ないのが難点です。
私は、空港へ戻るときにアエロエクスプレスを利用しました。
普通席250ルーブル(=500)と格安で、時間が合えばお勧めです。
時刻表はこちら
ウラジオストク旅行記|2019年5月
ウラジオストクの旅行スケジュール
グルメ好きな友人と、札幌で美味しいものを食べて、ウラジオストクへ行き、ソウルで韓国料理を楽しむといった全5日間の旅行になりました。
1日目:新千歳16:30発〜ウラジオストク
2日目:終日市内観光
3日目:ウラジオストク〜20:40発
といったウラジオストクはザックリと2泊3日のスケジュールです。
ウラジオストクの観光1日目
ホテルへ着いたのが、午後8時頃だったので、この日はホテル近くのレストランでご飯を食べて、ウラジオストク駅周辺を散策して就寝しました。
ウラジオストクの観光2日目
朝ごはんにピロシキを食べ、ランチを求めて中央広場へ。
ランチのあとは、ルースキー島を眺めるために、鷲の巣展望台へ。その後、市内を歩いて散策。
トリップアドバイザーを調べたら、トカレフスキー灯台が一位だったので、ローカルバスに乗って訪れることに。
そのあと、食事をするために、中央広場に戻りました。すると、美しい夕焼けが。
ウラジオストクの観光3日目
シベリア鉄道の終着駅であるウラジオストク駅を観光したところで、観光は満足したため、3日目は市内を散策しつつ、色々な店をハシゴして、ロシアの食事を楽しみました。
ウラジオストクのお勧めレストラン
ウラジオストクで話題の10店舗ほどを試しただけですが、その中でお勧めのレストランを紹介したいと思います。
ホフロマ
たまたまホテルの近くにあったレストランが一番美味しかった。
ドリンクを含め基本的にどれも美味しかったけど、一番のお勧めはこのハンバーガー。
店内はおしゃれで、スタッフも親切、お値段もリーズナブル。
美味しかったので、滞在中2回も行きました。
Pizzaiolo
ハンバーガーの次はピザ。この写真のピザがとても美味しい。
サイドメニューはあまり美味しくなかったが、Pizzaioloのピザはめちゃくちゃ美味しかったので、こちらも滞在中2回も行きました。
こちらも1人1,000円前後とリーズナブルでした。
ちゃんとロシア料理も一通り試しましたし、
お昼から待ちが出ている一番人気のレストランも行きましたが、
・・・ハンバーグとピザが美味しかったです^^;
ロシア料理も普通に美味しいのですが、また食べたいかと言われると・・・この辺は好みですね。
海鮮はたらふく北海道で食べ、「日本のほうが美味しいだろう」と予想してトライしませんでしたが、次はチャレンジしたいと思います。
食はやはり日本が一番美味しいですね。
ウラジオストクの高評価ホテル
愛用しているマリオットブランドのホテルが無いので、Vladpoint(ウラドポイント)/Hotels.comというホテルを予約しました。ツインルームで1泊1室8,000円(税サ込)。
タイトなスケジュールで寝るだけの予定だったので、安価なホテルにしましたが十分でした。
ウラジオストク駅へのアクセスが良い高評価宿をチョイスしましたが正解でした。
航空券代は?少ないマイルで行けるウラジオストク
新千歳からウラジオストク空港は、ウラル航空という聞いたことがない航空会社を利用し、片道12,000円でした。成田・関空から、往復30,000円前後からチケットがありました。
ウラジオストクから仁川航空へは、ブリティッシュ・エアウェイズのマイルAviosを使って7,500マイルだったので、S7の特典航空券をマイルでゲットしました。
ANA・JAL新規就航!今なら5,000マイルで行ける
JALは2020年2月28日より、ANAは2020年3月16日より、成田=ウラジオストク線を新規就航します。
JALはディスカウントマイルキャンペーンで、ウラジオストクまでの片道9,000マイルのところを5,000マイルで特典航空券を獲得できます。
国内旅行のようなマイル数で海外旅行ができるので、今後人気沸騰しそうですね。
ウラジオストクまとめ|気軽に行けるヨーロッパ
ウラジオストクは、ヨーロッパの持つ街の雰囲気があり、異国を感じられます。5月に訪れましたが気候もよく、街や歩いている人も美しいので、散策しているだけでも楽しい街でした。
韓国旅行のような手軽さがありますし、ヨーロッパが遠くて行けていない方に特にお勧めの旅先です。
JALマイルを特典航空券に替えて、私も来年もう一度行きたいと思います。
マイルを活用すれば、航空券が無料になるため、旅費をセーブできます。まだ人生にマイルを取り入れていない方は、当サイトを参考にしてくださいね。